インフルエンザやムシ歯などの病気の治療のために病院やクリニックを受診する場合であれば、一般的な診察料や処置代の基準は日本全国一律なので支払う金額に大きな違いはありません。
これに対して亀頭増大の治療などで美容クリニックを利用する場合は、クリニックごとに値段に大きな違いがあるので注意が必要です。
少しでもお得に亀頭増大のための治療を受けたい方であれば、値段の安いクリニックを上手に選ぶことが大切です。
美容クリニックごとに値段に違いが生じる理由を知っておけば、お得に亀頭増大の治療を受けることができるでしょう。
亀頭増大は健康保険が適応されない
全く同じ治療内容であったとしても、美容クリニックごとに値段に大きな違いがあります。
クリニックの値段に大きな違いが生じる一番の理由は、亀頭増大を含めて美容整形のための治療には健康保険が適用されないことが関係しています。
健康保険が適応される病気・症状の治療であれば、処置の内容や処方される薬の種類ごとに国(厚生労働省)によって治療費が細かく定められています。
そのため、病院や診療所は自由に治療費を設定することができません。
これに対して亀頭増大は健康保険が適用されない自由診療なので、各クリニックが独自に判断して値段を設定することが可能です。
美容クリニックの値段は、施設を運営したり治療のためにかかる経費と利益によって設定されます。
多くの美容クリニックが密集している都市部では価格競争で薄利多売になりやすく、価格が低めになる傾向が多いようです。
逆にクリニックの数が少ない地方であれば、ライバルが少ないことから高めに設定されるケースがあります。
ライバルの存在に加えて、クリニックが保有する治療設備・装置や施設の規模によっても値段に差が生じることがあります。
例えば規模が大きくて多くの患者を受け入れている一部の美容クリニックは、合理化をすることで治療費を抑えています。
亀頭増大の治療で使用する素材の違い
亀頭増大の治療は、注射器などで男性器に薬剤を注入することでサイズを大きくしたり硬くする方法が一般的です。
注射器で注入する薬剤の種類はクリニックによって違いがあるので、使用される素材ごとに値段に大きな違いが生じることがあります。
亀頭増大で注入する薬剤には、時間の経過とともに体に吸収されて消える素材と、半永久的に体内に残る素材の2種類があります。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの素材は安いという利点がありますが、注入後に半年~1年程度で体に吸収されます。
そのため、一定の期間が経過したら再び受診して薬剤を注入する必要があります。
これらに対してシリコンゴムやバイオアルカミドを使用すると値段が高くなりますが、体に吸収されないので半永久的に効果が持続するので再治療が不要です。
比較的安価な料金でできる亀頭増大術は、体に吸収される素材が使用されているケースがほとんどです。
ヒアルロン酸やコラーゲンを注入する場合は1回あたりの価格が安く抑えられていますが、数ヶ月~1年おきに再注入が必要になるので長い目で見ると費用がかかってしまうでしょう。
複数のクリニックで亀頭増大の料金を比較する場合は、見た目の値段だけでなくて治療で使用される薬剤の種類をきちんとチェックすることが大切です。
クリニックごとに異なる料金システム
多くの美容クリニックでは公式サイトなどに治療ごとの料金が掲載されているので、簡単に複数のクリニックの価格を比較することができます。
亀頭増大の価格を比較する場合は、クリニックごとに料金体系や表示方法に違いがあるので注意が必要です。
クリニックによっては薬剤を注入する費用(実費)のみが表示されていて、トータルで支払う治療費(カウンセリング・投薬・アフターケア・追加の薬剤の費用など)とは異なる場合があるからです。
亀頭増大の治療費は注入する薬剤の種類と量によって決まりますが、ほとんどのクリニックでは最低単位である1ccで計算した料金が用事されています。
人によっては薬剤の注入量を増やす必要があり、その分治療費が高くなります。
クリニックの中には亀頭増大で薬剤を注入するだけでなく、いくつかの付加的な治療やサービスがセットになっているケースもあります。
何らかの付加的なサービスが含まれている場合は、価格が高くなるでしょう。
複数のクリニックで亀頭増大の価格を比較する場合は、カウンセリングから治療完了までトータルで必要な費用をチェックすることが大切です。
クリニックを選ぶ際は表面上の値段だけではなく、治療やサービスの内訳も確認するようにしましょう。
まとめ
亀頭増大の値段はクリニックごとに大きな違いがあるので、治療費を節約するためには複数のクリニックで料金を比較することが大切です。
価格を比較する際は、治療使用される薬剤の種類・注入量や料金システム・付加的なサービスの有無などもきちんと確認するようにしましょう。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどのように体に吸収される薬剤を使用する場合は値段が安いというメリットがありますが、効果が持続する期間が限られてしまうので注意が必要です。
亀頭増大の治療を受ける場合は、費用対効果をよく考えてクリニックを選ぶようにしましょう。